生産管理とフリーソフト
生産管理を効率よく行うために、人間の力には限界があります。注文はいつも短納期、在庫は最小にせよといわれ、資源は効率よく使え、調達はできるだけ安くしろなどなど、生産管理の担当者はいつも頭を悩ませることになります。
これらを解消するためにシステムを導入し、生産管理(生産計画)をシステム化していくことはとても有効な方法です。
ところで、欧米の工場と日本の工場の文化の差があります。
欧米では、「決められたこと決められたとおりにする」のが基本です。したがって、生産管理システムを導入する場合も、成功した会社のシステムをそのまま使う。それに合わせて現場を変えればいいという発想になるのです。
このような考えの場合、パッケージのシステムは非常に有効です。
しかし、日本の工場はそれぞれ特色があり、現場の人間が工夫して効率を上げようとします。欧米では考えにくい発想でしょう。こうなるとシステムも特注せざるをを得なくなります。あるいは妥協して、一部はパッケージのシステムに合わせ、どうしても譲れない部分をカスタマイズするという形が一般的になります。
このように日本の製造業には、パッケージのシステムが合いにくいという問題があります。そのため、パッケージ化されたフリーソフトが存在しないのです(あったとしても、カスタマイズしないといけないので役にたちません)。
私は、生産管理・生産計画のフリーソフトがオープンソースにすればといいと思っています。原理原則を識者たちで作り上げ、あとは個々の工場に合うように自分たちで作り変えればいい。高いコンサルタント料を払うことなどないのです。